シリア人権監視団は、ダイル・ザウル県ブーカマール市近郊の国境地帯上空に所属不明の飛翔体が飛来、イラン・イスラーム革命防衛隊がこれを迎撃したと発表した。
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これに関して、ユーフラテス・ポスト(9月28日付)は、所属不明の戦闘機がブーカマール市一帯の「イラクとイランの民兵」の軍事拠点複数カ所を爆撃、これに対してダイル・ザウル市近郊に展開するイラン人民動員隊が迎撃を試みたと伝えた。
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一方、スプートニク・ニュース(9月28日付)は、シリア軍の現地筋の情報として、この飛翔体が航空機複数だとしたうえで、ブーカマール国境通行所一帯にある「イランの民兵」の拠点複数カ所が爆撃を受けたと伝えた。
シリア軍情報筋によると、飛来したのはイスラエル軍戦闘機だと思われ、27日深夜から28日未明にかけてブーカマール国境通行所一帯の拠点複数カ所を爆撃し、これに対してシリア軍防空部隊が迎撃を行い、ミサイル複数発を撃破した。
爆撃による被害は物的なものにとどまったという。
AFP, September 28, 2019、ANHA, September 28, 2019、AP, September 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 28, 2019、Euphrates Post, September 28, 2019、Reuters, September 28, 2019、SANA, September 28, 2019、Sputnik News, September 28, 2019、SOHR, September 28, 2019、UPI, September 28, 2019などをもとに作成。
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