ユーフラテス・プレス(9月30日付)は、複数の地元情報筋の話として、シリア政府の代表と人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の代表が、ダイル・ザウル県北部での抗議デモへの対応を協議するための「秘密会合」を行ったと伝えた。
会合は、シリア政府に近いビジネスマンの一人バラー・カーティルジー氏が仲介して、ダイル・ザウル市近郊のサーリヒーヤ村で開かれ、北・東シリア自治局傘下のダイル・ザウル民政評議会議長のガッサーン・ユースフ氏、シリア民主軍傘下のダイル・ザウル軍事評議会議長のアフマド・ハビール(アブー・ハウラ)氏、そしてイランに近いとされるターリク・マアユーフ氏が出席した。
同サイトによると、会合では、カーティルジー氏が、シリア民主軍が北・東シリア自治区支配下のダイル・ザウル県北部での抗議デモを収束させることの見返りとして、ユースフ氏とハビール氏に多額の金銭を支払うことが合意されたという。
会合ではまた、抗議デモに好意的な姿勢を示したダイル・ザウル軍事評議会所属の第6中隊の解体が合意された。
AFP, September 30, 2019、ANHA, September 30, 2019、AP, September 30, 2019、al-Durar al-Shamiya, September 30, 2019、Euphrates Post, September 30, 2019、Reuters, September 30, 2019、SANA, September 30, 2019、SOHR, September 30, 2019、UPI, September 30, 2019などをもとに作成。
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