制憲委員会(憲法委員会)にメンバーを輩出している反体制派の連合体である最高交渉委員会のカイロ・プラットフォームとモスクワ・プラットフォームは、トルコによるシリア北東部への侵攻(「平和の泉」作戦)を拒否する姿勢を示した。
カイロ・プラットフォームは「作戦は、民間人を中心にさらなる犠牲者と、さらなる避難・移住をもたらす」と警鐘をならし、即時停戦を呼びかけた。
モスクワ・プラットフォームも「作戦は、あからさまな敵対行為」だと非難し、攻撃の停止と国際法、アスタナ会議での決定を遵守するよう求めた。
そのうえで、「クルド問題は、国連安保理決議第2254号が定めるシリア人どうしの対話と政治プロセスのなかで解決し得るもので、それがシリアの領土の一体性と主権を維持する唯一の道だ」と強調した。
なお、両プラットフォームとは対象的に、リヤド・プラットフォームは、「平和の泉」作戦への姿勢を明示していない。
ドゥラル・シャーミーヤ(10月10日付)が伝えた。
AFP, October 10, 2019、ANHA, October 10, 2019、AP, October 10, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 10, 2019、Reuters, October 10, 2019、SANA, October 10, 2019、SOHR, October 10, 2019、UPI, October 10, 2019などをもとに作成。
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