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米軍はシリア北東部から撤退する一方、南東部の油田地帯に増派、タンフ国境地帯残留も決定(2019年10月14日)

SANA(10月14日付)は、シリア北東部に駐留していた米軍主導の有志連合の兵士約150人がハサカ県マーリキーヤ(ダイリーク)市近郊のルハイバ村に違法に設置されていた航空基地からイラク領に向けて撤退したと伝えた。

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ダイル・ザウル県では、ダイル・ザウル24(10月14日付)によると、米軍主導の有志連合が県東部のCONOCOガス工場、ウマル油田一帯に増援部隊を派遣した。

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AFP(10月14日付)は、国防総省の匿名高官の話として、米軍はるヒムス県南東部のタンフ国境通行所一帯地帯(55キロ地帯)に約150人の兵士を残留させることを決定した、と伝えた。

AFP, October 14, 2019、ANHA, October 14, 2019、AP, October 14, 2019、Dayr al-Zawr 24, October 14, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 14, 2019、Reuters, October 14, 2019、SANA, October 14, 2019、SOHR, October 14, 2019、UPI, October 14, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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