イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機が、シャーム解放機構などの支配下にあるカフルナブル市を爆撃し、反体制武装集団戦闘員3人が死亡した。
死亡したのは、イッザ軍のメンバー。
ロシア軍戦闘機はまた、ハザーリーン村、ファッティーラ村一帯を合わせて爆撃した。
またシリア軍地上部隊がカフルサジュナ村、マアッラト・ハルマ村を砲撃した。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(10月28日付)、シリア人権監視団によると、装甲車、四輪駆動車約20輌と大型バス複数台からなるトルコ軍の車列がカフルルースィーン村に設置された国境通行所からシリア領内に入り、マアッラト・ヌウマーン市を経由して、サルマーン村にあるトルコ軍の監視所に向かった。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍地上部隊がシャーム解放機構などからなる反体制派とカッバーナ村一帯で交戦した。
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ヒムス県では、抵抗連隊を名乗る武装集団が声明を出し、ラスタン市では総合情報部と憲兵隊の本部を襲撃し、複数人を殺傷したと発表した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(イドリブ県3件、ラタキア県5件、アレッポ県3件、ハマー県3件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を17件(イドリブ県6件、ラタキア県6件、アレッポ県6件、ハマー県4件)確認した。
AFP, October 28, 2019、ANHA, October 28, 2019、AP, October 28, 2019、al-Durar al-Shamiya, October 28, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, October 28, 2019、Reuters, October 28, 2019、SANA, October 28, 2019、SOHR, October 28, 2019、UPI, October 28, 2019などをもとに作成。
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