ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月2日付)を公開し、11月1日に難民739人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは171人(うち女性51人、子供88人)、ヨルダンから帰国したのは568人(うち女性170人、子供290人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は453,992人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者144,805人(うち女性43,823人、子ども74,150人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者309,187人(うち女性92,795人、子ども157,675人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,657,484人(うち女性1,997,245人、子供3,395,317人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 683,272人(うち女性205,276人、子供348,747人)となった。
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一方、国内避難民4人が新たに帰宅した。
うち東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは4人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した4人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は36,309人(うち女性11,218人、子供16,491人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,304,905人(うち女性393,777人、子供660,257人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 2, 2019をもとに作成。
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