イドリブ県では、シリア人権監視団によると、イドリブ市、マアッラト・ヌウマーン市、ハザーヌー町、サルマダー市、アリーハー市、サルキーン市、イスカート村、カッリー町、アルマナーズ市、タフタナーズ市で抗議デモが行われ、シリアのアル=カーイダと目されるシャーム解放機構の支配に再び屈したカフルタハーリーム町との連帯が表明された。
一方、ドゥラル・シャーミーヤ(11月7日付)によると、カフルタハーリーム町の処遇をめぐって、シャーム解放機構と地元の名士らが新たな和解合意を交わした。
新たな合意は、6日に交わされた合意を見直す内容となっており、ザカート委員会の再開が盛り込まれたほか、シャーム解放機構が指名手配していた人物の身柄引き渡し項目が削除されたという。
なお、スマート・ニュース(11月7日付)によると、シャーム解放機構と和解合意を交わした「地元の名士」とは、トルコの支援を受ける国民軍を主導するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団のこと。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、アターリブ市でも同様の抗議デモが行われた。
AFP, November 7, 2019、ANHA, November 7, 2019、AP, November 7, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 7, 2019、Reuters, November 7, 2019、SANA, November 7, 2019、SOHR, November 7, 2019、UPI, November 7, 2019などをもとに作成。
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