ダマスカス県では、SANA(11月12日付)によると、イスラエル軍戦闘機が未明(午前4時14分)、マッザ区のレバノン大使館に近くにあるパレスチナ・イスラーム聖戦の幹部アクラム・アジューリー氏の住居1棟をミサイルで攻撃した。
ミサイルはパレスチナのヨルダン川西岸地区ガリラヤ地方(ティベリア市)上空から3発発射され、シリア軍防空部隊がただちに応戦し1発を破壊したが、2発がイスラーム聖戦幹部のアクラム・アジューリー氏の住居を直撃した。
この攻撃で、アジューリー氏の息子のムアーッズ・アジューリー氏、アブドゥッラー・ユースフ・ハサン氏の2人が死亡、アジューリー氏の妹を含む住民9人が負傷した。
しかし、アクラム・アジューリー氏は無事で、イスラエル軍の暗殺作戦は失敗に終わった。
**
イスラエル軍はまた同日早朝、パレスチナのガザ地区各所を爆撃し、イスラーム聖戦機構のアブー・アター司令官を殺害した。
AFP, November 12, 2019、ANHA, November 12, 2019、AP, November 12, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 12, 2019、Reuters, November 12, 2019、SANA, November 12, 2019、SOHR, November 12, 2019、UPI, November 12, 2019などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…