イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカンスフラ村、カフルサジュナ村、カフルナブル市、ハーッス村、マアーッラト・ナアサーン村、ムシャイリファ村一帯、放棄された大隊基地、イブリーン村、カフル・ウワイド村、カルサア村を爆撃、カンスフラ村にあるカイワーン病院が被弾し、被害を受けた。
シリア軍地上部隊はウンム・ハラーヒール村、ザルズール村一帯で反体制武装集団と交戦した。
SANA(11月24日付)によると、シリア軍はこれにより、20日にシャーム解放機構、国民軍国民解放戦線、イッザ軍などからなる「必勝」作戦司令室によって奪われていたムシャイリファ村を奪還した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がカッバーナ村一帯を爆撃した。
またシリア軍が同地で反体制武装集団を狙撃、2人を殺害した。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を14件(イドリブ県3件、ラタキア県3件、アレッポ県5件、ハマー県3件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を15件(イドリブ県4件、ラタキア県5件、アレッポ県6件、ハマー県0件)確認した。
AFP, November 24, 2019、ANHA, November 24, 2019、AP, November 24, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 24, 2019、Ministry of Defence of the Russian Federation, November 24, 2019、Reuters, November 24, 2019、SANA, November 24, 2019、SOHR, November 24, 2019、UPI, November 24, 2019などをもとに作成。
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