ハサカ県、アレッポ県北部でシリア民主軍とトルコ軍・国民軍の戦闘続く(2019年11月25日)

ハサカ県では、ANHA(11月25日付)によると、トルコ軍無人航空機がタッル・タムル町近郊のタッル・ワルド村、ルバイア村(東ルバイア村、西ルバイア村)を爆撃するなか、国民軍が同地を攻撃した。

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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコの占領下にある県北部のマーリア市を人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が砲撃した。

シリア民主軍はまたハルバル村、タッル・マーリド村一帯で国民軍と交戦、戦闘員4人を殺害した。

一方、トルコ占領下のアアザーズ市では車に仕掛けられていた爆弾が爆発し、乗っていたシャーム戦線の戦闘員2人が死亡、司令官1人が負傷した。

このほか、アフリーン解放軍団が声明を出し、トルコ占領下のマリーミーン村で23日にトルコ軍の拠点を攻撃し、兵士9人を負傷させたと発表した。

AFP, November 25, 2019、ANHA, November 25, 2019、AP, November 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, November 25, 2019、Reuters, November 25, 2019、SANA, November 25, 2019、SOHR, November 25, 2019、UPI, November 25, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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