ファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣は、レバノンのマヤーディーン・チャンネル(12月5日付)のインタビューに応じ、そのなかでトルコやサウジアラビアがシリアの反体制武装集団に化学物質を供与したと主張した。
ミクダード副大臣は「化学兵器問題は2013年に始まったシリアに対する陰謀の一環だ」としたうえで、「化学兵器を使った最初の砲撃事案はハーン・アサル村(アレッポ県)で発生した。これは武装集団によるものだ。だが、西側は事実調査団の派遣を拒否した…。事実調査団がハーン・アサル村に向かわねばならなかったとき、我々はジャウバル区(ダマスカス県)で化学兵器による攻撃が行われたとのニュースを耳にして驚いた」と述べた。
また「トルコ、そしてサウジアラビアをはじめとするアラブ諸国はテロリストに化学物質を供与した。我々にはその証拠がある…。化学兵器禁止機関(OPCW)のチームもトルコに行って、武装集団やホワイト・ヘルメットと連携した」と主張した。
AFP, December 5, 2019、ANHA, December 5, 2019、AP, December 5, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 5, 2019、Qanat al-Mayadin, December 5, 2019、Reuters, December 5, 2019、SANA, December 5, 2019、SOHR, December 5, 2019、UPI, December 5, 2019などをもとに作成。
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