スプートニク・ニュース(12月9日付)は、ロシア軍のSu-35戦闘機複数機がシリア南部でイスラエル軍戦闘機複数機を迎撃するために緊急発進したと伝えた。
同ニュースは、Avia.proのレポートを引用し、「この事案はきわめて危険なものだった。シリア南部でイスラエル軍戦闘機複数機が(レーダーで)捕捉され、ロシア軍戦闘機複数機がこれを迎撃するために派遣された」と伝えた。
複数の消息筋によると、ロシア軍Su-35がヒムス県中部のT4航空基地(タイフール航空基地、ティヤース航空基地)を緊急発進したのを受けて、イスラエル軍戦闘機は退却したという。
なお、イスラエル軍戦闘機は、最近になってイランの輸送機がヒズブッラーやイラン・イスラーム革命防衛隊への武器、弾薬、装備を搬入したと思われるT4航空基地を爆撃しようとしていたと見られるという。
AFP, December 9, 2019、ANHA, December 9, 2019、AP, December 9, 2019、Avia.pro, December 9, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 9, 2019、Reuters, December 9, 2019、SANA, December 9, 2019、SOHR, December 9, 2019、UPI, December 9, 2019などをもとに作成。
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