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2017年にイドリブ県で拉致されていた南アフリカ人ジャーナリストが解放、シャーム解放機構は拉致への関与を否定(2019年12月15日)

シリア人権監視団などは、南アフリカ人ジャーナリストのシーラーズ・ムハンマド氏が釈放されたと発表した。

ムハンマド氏はフリー・ジャーナリストで、2017年にイドリブ県での人道活動を取材するため、ダルクーシュ町にあるラフマ病院を支援する人道組織とともに、シリアに入国したが、ジスル・シュグール市近郊の何者かによって拉致されていた。

同氏は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が拘束していたと見られていた。

しかし、シャーム解放機構の広報関係局長であるタキーッディーン・ウマル氏は、ムハンマド氏の拉致への関与を否定、同氏の居場所、活動などについて一切の情報も持ち合わせていなかったと主張した。

AFP, December 15, 2019、ANHA, December 15, 2019、AP, December 15, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 15, 2019、Reuters, December 15, 2019、SANA, December 15, 2019、SOHR, December 15, 2019、UPI, December 15, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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