アサド大統領は、アラブ作家連合設立50周年式典の出席者と懇談した。
懇談では、シリアの思想・文化の現状、そしてそれが直面している脅威について意見が交わされた。
アサド大統領は懇談のなかで、有識者が、社会に広まっている価値観、概念、週間、伝統を科学的・体系的に評価・分析し、その保護、維持、確立に寄与し、近代化や技術革新に意識的に対峙することで、その衰退や改悪を回避する役割を担うことが重要だと述べた。
アサド大統領はまた、有識者が、祖国の利益に反する外国の計略に対抗するための「概念の戦線」にその身を置くことの必要を強調、「概念への戦い」に対抗するため、批判的な言説や、文化・創造的対話に基づく仕組みを確立するべきだと付言した。
大統領はさらに、アラビア語を、祖国や社会の問題にかかわる思想や文化を担うもっとも重要な要素、アラブ・アイデンティティの基礎と位置づけ、これに関心を払うよう述べた。
また、文化にかかるプロジェクトへの投資が、知識を身につけ、社会と祖国を発展させる能力を有する人間を創り出すもっとも利益をもたらす投資だと述べた。
AFP, December 18, 2019、ANHA, December 18, 2019、AP, December 18, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 18, 2019、Reuters, December 18, 2019、SANA, December 18, 2019、SOHR, December 18, 2019、UPI, December 18, 2019などをもとに作成。
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