トルコ占領下のアレッポ県北部各所で爆発が相継ぐ(2019年12月25日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ占領下のスーラーン・アアザーズ町でトルコ軍の車列の通行中に道路に仕掛けられていた爆弾2発が爆発し、民間人多数が巻き添えとなって負傷した。

また、同じくトルコ占領下のジャラーブルス市でオートバイに仕掛けられていた爆弾が相継いで爆発し、5人が負傷した。

さらに、バーブ市でもオートバイに仕掛けられていた爆弾、アアザーズ市でも即席爆弾が爆発した。

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ラッカ県では、ANHA(12月15日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊のシュールバ・ナイサク村、バイラクト村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアイン・イーサー市一帯のトルコ軍と国民軍の拠点を砲撃、トルコ軍側もこれに応戦した。

AFP, December 25, 2019、ANHA, December 25, 2019、AP, December 25, 2019、al-Durar al-Shamiya, December 25, 2019、Reuters, December 25, 2019、SANA, December 25, 2019、SOHR, December 25, 2019、UPI, December 25, 2019などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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