ロシアとトルコの合意に基づいて停戦が発効(12日00時00分)してから3日目となる14日、アレッポ県、イドリブ県、ハマー県でシリア軍とシャーム解放機構などからなる反体制武装集団による散発的な砲撃が続く一方、ロシア軍戦闘機が爆撃を行った。
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SANA(1月14日付)は、イドリブ県アブー・ズフール町近郊、同県フバイト村、アレッポ県ハーディル村の3カ所に設置された人道回廊のうち、アブー・ズフール町とハーディル村の人道回廊を経由して、住民数十人が新たにシリア政府支配地域に脱出したと伝えた。
ただし、シリア人権監視団は、住民の脱出はなかったと発表した。
SANAはまた、シャーム解放機構などからなる反体制武装集団が、住民の脱出を阻止しようとして、ハーディル村の人道回廊一帯を砲撃したと伝えた。
また、シリア人権監視団も、反体制武装集団が撃った迫撃砲がハーディル村一帯に着弾したと発表した。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍戦闘機がハーン・スブル村を爆撃した。
また、マアッラト・ヌウマーン市およびその一帯などではシリア軍と反体制武装集団による散発的な砲撃が続いた。
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ハマー県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がシャーム解放機構などからなる反体制武装集団の支配下にあるフワイジャ村、ジスル・バイト・ラース村を砲撃した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、タスィール町でヒズブッラーの協力者1人が何者かによって殺害された。
AFP, January 14, 2020、ANHA, January 14, 2020、AP, January 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 14, 2020、Reuters, January 14, 2020、SANA, January 14, 2020、SOHR, January 14, 2020、UPI, January 14, 2020などをもとに作成。
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