トルコのフルシ・アカル国防大臣は、ロシアとイドリブ県内に戦果を逃れて国内避難民(IDPs)となった住民を冬の期間中保護することを目的とした安全地帯を設置することを検討していると述べた。
アカル国防大臣は、首都アンカラで記者らに対して、12日にロシア・トルコの合意のもとに同地で停戦が発効したにもかかわらず、シリア軍が攻撃を続けていると非難、「イドリブ県で難民となった我々の友人たちは政府支配地域に行きたいとは考えていない…。我々はロシアと人々が冬を過ごすことのできる安全地帯の設置について話し合っている」と述べた。
この安全地帯がどこに設置されるのかは不明、
周知の通り、「安全地帯」という言葉は、トルコが「ユーフラテスの盾」作戦、「オリーブの枝」作戦、「平和の泉」作戦といった一連の侵攻作戦において設置をめざすと主張する際に用いられてきた。
これらの作戦により、トルコはアレッポ県北西部、北部、ラッカ県北部、ハサカ県北西部を占領するに至っている。
ロイター通信(1月15日付)が伝えた。
AFP, January 15, 2020、ANHA, January 15, 2020、AP, January 15, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 15, 2020、Reuters, January 15, 2020、SANA, January 15, 2020、SOHR, January 15, 2020、UPI, January 15, 2020などをもとに作成。
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