リフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏はいとこでもあるアサド大統領がロシアのプーチン大統領からの侮辱に沈黙していると批判(2020年1月18日)

スペインで亡命生活を送るリフアト・アサド元副大統領の次男で弁護士のドゥライド・アサド氏は、フェイスブックでの公式アカウント(https://www.facebook.com/Doureidalassad)を通じて、いとこでもあるアサド大統領がロシアのヴラジミール・プーチン大統領からの侮辱に沈黙していると批判した。
リフアト・アサド元大統領が国外に追放された1980年代半ばに父と訣別し、現在もシリアにとどまっているドゥライド・アサド氏は、1月7日のプーチン大統領のダマスカスへの訪問に関して次のように綴った。

「プーチン大統領が外交儀礼や主権を無視するという過ちを犯したのは、これが2度目だ。(2018年12月に)シリアを訪問し、シリア海岸地方(ラタキア県)にあるロシア軍基地で(アサド)大統領と会談したのが1度目で、2度目の訪問では(ダマスカスにある)ロシア軍司令部でそれを行った」。

「また、我々の指導者が、シリアへの外国要人の公式訪問のありようについて規定する正式な外交儀礼への違反を受け入れるという過ちを犯したのも、これが2度目だ」。

AFP, January 19, 2020、ANHA, January 19, 2020、AP, January 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, January 19, 2020、Reuters, January 19, 2020、SANA, January 19, 2020、SOHR, January 19, 2020、UPI, January 19, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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