ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月22日付)を公開し、1月21日に難民1,395人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは239人(うち女性72人、子供122人)、ヨルダンから帰国したのは1,156人(うち女性347人、子供590人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は532,477人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者169,222人(うち女性51,160人、子ども86,597人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者363,255人(うち女性109,020人、子ども185,252人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 761,757人(うち女性228,838人、子供388,771人)となった。
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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,095人(うち女性12,612人、子供18,479人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,309,546人(うち女性395,171人、子供662,245人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 22, 2020をもとに作成。
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