ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(1月24日付)を公開し、1月23日に難民951人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは317人(うち女性95人、子供162人)、ヨルダンから帰国したのは634人(うち女性190人、子供323人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は534,513人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者169,874人(うち女性51,355人、子ども86,930人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者364,639人(うち女性109,435人、子ども185,958人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 763,793人(うち女性229,448人、子供389,810人)となった。
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一方、国内避難民2人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは0人、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは2人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
グラーブ山通行所を経由して帰還した2人のうち、米主導の有志連合が占領するヒムス県タンフ国境通行所一帯地域(55キロ地帯)に面するヨルダン北東部のルクバーン・キャンプから帰国した難民は0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は40,555人(うち女性13,249人、子供19,122人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,311,151人(うち女性395,808人、子供662,888人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, January 24, 2020をもとに作成。
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