ロシア難民受入移送居住センター:難民885人と国内避難民(IDPs)545,743人が新たにシリア政府支配地域に帰還、2018年半ば以降帰還した難民は1,524人、2019年以降帰還したIDPsは48,504人に(2020年2月6日)

ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月6日付)を公開し、2月5日に難民885人が新たに帰国したと発表した。

このうちレバノンから帰国したのは186人(うち女性56人、子供95人)、ヨルダンから帰国したのは699人(うち女性210人、子供356人)。

これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は545,743人となった。

内訳は、レバノンからの帰国者172,585人(うち女性52,170人、子ども88,313人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者373,158人(うち女性111,991人、子ども190,302人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。

45カ国で難民登録したシリア人の数は6,569,742人(うち女性1,970,923人、子供3,350,568人)。

また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 775,023人(うち女性232,819人、子供395,537人)となった。

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一方、国内避難民1,524人が新たに帰宅した。

うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したのは1,524人(うち女性696人、子ども478人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。

これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は48,504人(うち女性15,740人、子供21,080人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,317,100人(うち女性398,299人、子供664,846人)となった。

Ministry of Defence of the Russian Federation, February 6, 2020をもとに作成。

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