ロバート・オブライエン米国家安全保障問題担当大統領補佐官はワシントンDCでのシンポジウムでイドリブ県への米軍の介入の可能性を否定した。
オブライアンは補佐官こう述べた。
「アサド体制はトルコ軍および同軍とともに活動する勢力を爆撃した。我々が世界の警察官としての役割を果たし、イドリブに降下し、すべての当事者に戦闘停止を求めることを期待されているのだろうか?」
「米国が何かしなければならないという発想が、本当の言い訳になるとは考えていない。ロシア、イラン、そしてシリアの部隊がトルコ軍のほかにもおり、我々がすべきはそうしたことをしないことだ」。
「イドリブ県の情勢はきわめて悪い。アサドは非常に悪いプレーヤーだ。イランもだ。トルコとロシアがすべき措置は、そこでの現状を改善することに資していない」。
「米政府はシリアの体制とイランの悪行を止めなければならない立場にはなく、イドリブ県の状況を終わらせるための魔法の解決策もない」。
「我々は民間人に対するいかなる攻撃に対しても反対する。恐ろしい内戦だが、我々がイドリブ県に軍事的に介入し、この悪い状況をただそうとするべきだとは考えていない」。
AFP, February 12, 2020、ANHA, February 12, 2020、AP, February 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 12, 2020、Reuters, February 12, 2020、SANA, February 12, 2020、SOHR, February 12, 2020、UPI, February 12, 2020などをもとに作成。
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