反体制系サイトのサウト・アースィマ(2月13日付)は、複数の地元筋の話として、ロシアが今年に入って、ダマスカス郊外県ドゥーマー市などで、シリア政府との和解に応じた元反体制武装集団メンバーに募集をかけ、ハリーファ・ハフタル司令官率いる国民軍を支援するためにリビアでの戦闘に参加させようとしていると伝えた。
同地元筋によると、ロシアは募集に際して、月収800米ドルを支給し、リビアで3ヶ月間戦闘に参加した後に、1ヶ月の休暇を保証するという条件を出しているという。
募集に応じた若者は、シリア駐留ロシア軍司令部が設置されているラタキア県のフマイミーム航空基地から「ロシアの友人」であることを証明する身分証を支給されるという。
なお、25人が2月の第1週に、ダマスカス国際空港からベンガジに向かったという。
AFP, February 13, 2020、ANHA, February 13, 2020、AP, February 13, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 13, 2020、Reuters, February 13, 2020、SANA, February 13, 2020、Sawt al-‘Asima, February 13, 2020、SOHR, February 13, 2020、UPI, February 13, 2020などをもとに作成。
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