アサド大統領は、首都ダマスカスでアリー・ラリージャーニー国会議長と会談した。
SANA(2月16日付)によると、会談において、アサド大統領はイドリブ県およびアレッポ県での「テロとの戦い」における最近の戦果について報告、シリア国民に敵対姿勢を示す一部諸外国が依然としてシリア領内のテロリストを支援し続けようとしていると指摘した。
これに対して、ラリージャーニー議長は、シリア政府によるテロ撲滅の取り組みを引き続き支援することを確認した。
会談ではまた、中東地域情勢、とりわけ米国をはじめとする西側諸国の介入による地域不安定化について意見を交わし、こうした政策を拒否する輪を国際社会で広げるために引き続き共に行動することを確認した。
会談には、ブサイナ・シャアバーン大統領府政治報道補佐官、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、アドナーン・マフムード駐イラン・シリア大使、ルーナー・シブル大統領府報道局長、ジャワード・トゥルク・アバーディー駐シリア・イラン大使が同席した。
AFP, February 16, 2020、ANHA, February 16, 2020、AP, February 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, February 16, 2020、Reuters, February 16, 2020、SANA, February 16, 2020、SOHR, February 16, 2020、UPI, February 16, 2020などをもとに作成。
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