ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月20日付)を公開し、2月19日に難民860人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは284人(うち女性85人、子供145人)、ヨルダンから帰国したのは576人(うち女性173人、子供294人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は557,798人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者176,579人(うち女性53,369人、子ども90,352人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者381,219人(うち女性114,411人、子ども194,414人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,568,303人(うち女性1,970,491人、子供3,349,835人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は 787,078人(うち女性236,438人、子供401,688人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 20, 2020をもとに作成。
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