トルコ国営のアナトリア通信(2月26日付)は、アブドゥッラー・ムハンマドさんと娘のサルワちゃんが無事にイドリブ県からトルコへと脱出したと伝えた。
ムハンマドさんは、サルワちゃんを安心させるためとして、「爆撃が落ちたら笑おう」というゲームを考え、サルワちゃんが爆音が聞こえる度に声を出して笑っている映像を21日にネットで公開した。
映像はSNSを通じて拡散され、欧米メディアも取り上げていた。
ムハンマドさん一家はサラーキブ市を追われて、サルマダー市の友人宅に身を寄せていた。
だが、アナトリア通信は「彼女(サルワちゃん)が「安全で安心に暮らせるようトルコに連れられてきました」としたうえで、一家がトルコで新生活を始めたと伝えた。
トルコはイドリブ県での戦闘を逃れて、国境地帯に殺到しているシリア人を難民として受け入れることを拒否し、国境を閉ざしているなか、ムハンマドさん一家がどのようにトルコに入国できたのかは不明。
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