ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(2月27日付)を公開し、2月26日に難民872人が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは245人(うち女性73人、子供125人)、ヨルダンから帰国したのは627人(うち女性188人、子供320人)。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は563,816人となった。
内訳は、レバノンからの帰国者178,319人(うち女性53,893人、子ども91,240人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者385,497人(うち女性115,693人、子ども196,596人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
45カ国で難民登録したシリア人の数は6,568,303人(うち女性1,970,491人、子供3,349,835人)。
また、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は793,096人(うち女性238,244人、子供404,758人)となった。
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一方、国内避難民1,368人が新たに帰宅した。
うちダマスカス郊外県東グータ地方に帰宅したのは0人、ダイル・ザウル県サーリヒーヤ村の通行所を経由してダマスカス郊外県、ヒムス県などに帰宅したの1,368人(うち女性612人、子ども413人)、ヒムス県南東グラーブ山のジュライギム通行所を経由して帰還したのは0人、イドリブ県アブー・ズフール町郊外の通行所およびハマー県スーラーン町の通行所を経由して帰宅したのは0人だった。
これにより、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は57,694人(うち女性19,589人、子供24,360人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,326,290人(うち女性402,148人、子供668,126人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, February 27, 2020をもとに作成。
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