『ワタン』(3月9日付)は、エジプトのアッバース・カーミル総合情報部長官が、シリアの首都ダマスカスを秘密裏に訪問していたと伝えた。
同紙によると、カーミル長官は3月2日に首都ダマスカスを訪問し、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長らと会談、シリアでの「テロとの戦い」の進捗や中東情勢全般について意見を交わしたという。
『アラビー・ジャディード』(3月9日)も、カーミル長官が、北アフリカへのトルコの勢力伸張の試みに対処するために、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、リビアを訪問したと、伝えた。
同紙によると、こうした動きのなかで、エジプトは、サウジアラビア、UAEとともに、イドリブ県に侵攻し、シリア北部一帯を占領下に置くトルコに対抗するシリア政府(アサド政権)を支援するための調整を行っているという。
AFP, March 9, 2020、ANHA, March 9, 2020、AP, March 9, 2020、al-‘Arabi al-Jadid, March 9, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 9, 2020、Reuters, March 9, 2020、SANA, March 9, 2020、SOHR, March 9, 2020、UPI, March 9, 2020、al-Watan, March 9, 2020などをもとに作成。
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