イドリブ県では、シリア人権監視団によるとトルコ軍が、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が「見守る」なか、M4高速道路のナイラブ村とブサンクール村を結ぶ区間の沿線の14カ所に監視ポストを設置した。
また、装甲車10輌からなるトルコ軍部隊が、タルナバ村からムハムバル村を結ぶ区間でパトロールを実施した。
監視ポストの設置とパトロール活動は、シャーム解放機構がM4高速道路沿線での警備を続けるなかで実施された。
トルコ軍はまた、戦車、装甲車など約90輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリアに新たに進入させるとともに、M4高速道路沿線のブサンクール村近郊に新たな拠点を設置した。
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また、アレッポ県でも、トルコ軍はジーナ村近郊に新たな拠点を設置した。
これにより、シリア領内のトルコ軍監視所・拠点は以下44カ所となった。
トルコ軍の監視所・拠点が設置されている場所は以下の通り:
監視所(アスタナ会議での合意に基づき設置)
拠点
AFP, March 19, 2020、ANHA, March 19, 2020、AP, March 19, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 19, 2020、Reuters, March 19, 2020、SANA, March 19, 2020、SOHR, March 19, 2020、UPI, March 19, 2020などをもとに作成。
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