英国を拠点に活動する反体制系NGOのシリア人権監視団によると、5日のロシア・トルコ首脳会談で合意された停戦が発効してから16日目となる3月21日、シリア・ロシア軍、トルコ軍による爆撃は確認されなかった。
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ロシア国防省は声明を出し、過去24時間で「緊張緩和地帯設置にかかる覚書」への違反を4件(イドリブ県0件、ラタキア県3件、アレッポ県0件、ハマー県1件)確認したと発表した。
トルコ側の監視チームは停戦違反を確認しなかった。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍がM4高速道路で3度目となる単独パトロールを実施した。
パトロールが実施されたのはタルナバ村からムサイビーン村に至る区間。
トルコ軍はまた、戦車、装甲車など40輌からなる車列をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。
一方、シリア軍はファッティーラ村、スフーフン村を砲撃した。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がハッダーダ村、フドル丘を砲撃した。
AFP, March 21, 2020、ANHA, March 21, 2020、AP, March 21, 2020、al-Durar al-Shamiya, March 21, 2020、Ministry of Defence of the Russian Federation, March 21, 2020、Reuters, March 21, 2020、SANA, March 21, 2020、SOHR, March 21, 2020、UPI, March 21, 2020などをもとに作成。
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