シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の反体制派支配地で活動を続けてきた中国新疆ウィグル自治区出身者(トルキスタン人)を含む外国人戦闘員の家族がシリアからトルコに密入国を試みていると発表した。
複数の情報筋によると、外国人戦闘員の家族はイドリブ県アズマリーン村近郊の国境沿いを流れるアースィー川(オロンテス川)を、シリア人の仲介者が用意したボートで渡って密入国を試みているという。
しかし、トルコ軍憲兵隊が、ハタイ県(シリア領アレキサンドレッタ地方)の国境地帯で密入国を阻止するために厳戒態勢を強めているために、それ以外の場所で越境は成功していないという。
一方、シャーム解放機構は、出入国管理局を閉鎖し、密入国を阻止する措置をとってはいるが、同機構の国境警備部門は越境を黙認しているという。
AFP, April 16, 2020、ANHA, April 16, 2020、AP, April 16, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 16, 2020、Reuters, April 16, 2020、SANA, April 16, 2020、SOHR, April 16, 2020、UPI, April 16, 2020などをもとに作成。
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