シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月30日付)、ザマーン・ワスル(4月30日付)、イナブ・バラーディー(4月30日付)によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が、イドリブ県のマアッラト・ナアサーン村とアレッポ県のミズナーズ村を結ぶ街道に通商用の通行所を開設した。
通行路は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県内のいわゆる「解放区」とシリア政府支配地域を結ぶもの。
イナブ・バラディーによると、商品を積載した大型貨物トレーラー3輌がシリア政府支配地域から通行所を通って「解放区」に入った。
通行所では、待機していた新型コロナウイルス感染症予防対策チームが消毒作業を行い、運転手は通行所で反体制派支配地域側の運転手にトレーラーを引き渡し、政府支配地域に戻った。
AFP, April 30, 2020、ANHA, April 30, 2020、AP, April 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, April 30, 2020、‘Inab Baladi, April 30, 2020、Reuters, April 30, 2020、SANA, April 30, 2020、SOHR, April 30, 2020、UPI, April 30, 2020、Zaman al-Wasl, April 30, 2020などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
イドリブ県では、テレグラムの「…
イランを訪問中のバッサーム・サ…