イスラエル軍と思われる戦闘機がアレッポ県サフィール市近郊をミサイル攻撃(2020年5月4日)

SANA(5月4日付)は、シリア軍筋の情報として、午後10時32分、ハマー県イスリヤー村北東に飛来した敵機(所属明示せず)が、アレッポ県サフィーラ郡にある軍の倉庫複数棟をミサイルで攻撃、シリ軍防空部隊がこれを迎撃した。

ANHA(5月4日付)によると、ミサイル攻撃を行ったのはイスラエル軍戦闘機。

サフィーラ市近郊にある科学研究センターを狙ったという。

シリア人権監視団は、ミサイル攻撃が「イスラエルによると思われる」としたうえで、科学研究センター内の第247課が狙われ、弾薬庫が破壊されたと発表した。

イスラエルの民間衛星画像企業イメージサット・インターナショナルはその後(7日)、標的となった科学研究センターの衛星写真を公開した。

AFP, May 4, 2020、ANHA, May 4, 2020、AP, May 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 4, 2020、ImageSat International, May 7, 2020、Reuters, May 4, 2020、SANA, May 4, 2020、SOHR, May 4, 2020、UPI, May 4, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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