アサド大統領のいとこで退役少将のアドナーン・アサド氏は、クッルナー・シュラカー(5月14日付)が掲載したコメントのなかで、ラーミー・マフルーフ氏を非難した。
アドナーン氏は次のように述べた。
ここ数日、私はコーラン読誦に没頭してきた。そしてこの聖なる月の半ばの夜に合わせて、これを終えて、我が祖国と国民を救うために、従順になって、全能のアッラーに助けを求め、懇願し、嘆願することにした。
そして、再び振り向き、すべての国民と同じように、あなたを見ている。あなたは大統領閣下に、不注意かつ無頓着に話しかけている。きわめて不快なビデオによって。その後に別のビデオも続いた。おそらく、今後も配信されるのだろう。私が思うに、あなたは大統領閣下をひどく侮辱した。まったく自分のためになっていないばかりか、アッラー、祖国、国民の敵を資したのだ。
あなたは、大統領閣下の母方のいとこで、私は父方のいとこだ。もっとも甘やかされて厚遇されたのがあなたで、もっとも怒られ、悪しざまにされたのが私だ。あなたはカネにまみれた鯨だ。それに対して、私は家族のために財産を売っている。私の月収はたったの50ドルだ。
武装部隊に42年務め、最後の10年は少将だったにもかかわらずだ。私の権利は奪われ、財産の一部も奪われ、そのほとんどが破壊された。いわゆる偽りの治安機関や国防隊によってだ。そのことをあなたに公言しておきた。
ラーミーよ、覚えておくがよい。私はもっとも悪しざまにされてきた1人だが、大統領閣下に18ページからなる書簡を提出した。それは私の著書の第5巻に所収され、近く無料で公刊される。
私はあなたを愛している。そのことが少しでも分かっているなら、難しいことではないはずだ。私は、あなたの取り巻き以上にあなたのことを愛している。
AFP, May 14, 2020、ANHA, May 14, 2020、AP, May 14, 2020、al-Durar al-Shamiya, May 14, 2020、All4syria, May 14, 2020、Reuters, May 14, 2020、SANA, May 14, 2020、SOHR, May 14, 2020、UPI, May 14, 2020などをもとに作成。
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