ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(6月1日付)を公開し、5月31日に難民88人(うち女性27人、子供45人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民88人(うち女性27人、子供45人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は580,441人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者185,193人(うち女性55,696人、子ども94,169人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,706,389人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は809,721人(うち女性242,972人、子供412,660人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰還はなかった。
なお、2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は65,785人(うち女性22,965人、子供27,053人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,334,381人(うち女性405,524人、子供670,819人)となった(数値修正)。
Ministry of Defence of the Russian Federation, June 1, 2020をもとに作成。
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