経済対外通商省所轄の自由貿易区公社は6月25日付決定第526号を発出し、自由貿易区に対する投資家が自らの施設を商品や資金を密輸するための手段としていたことが特定されたとして、この投資家と同公社が交わしていた自由貿易区にかかる契約を解除すると発表した。
解除されたのは、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所(ダマスカス郊外県)、ナスィーブ国境通行所(ダルアー県)、バーブ・ハワー国境通行所(アレッポ県)、ラタキア港(ラタキア県)、タルトゥース港(タルトゥース県)、ダマスカス国際空港(ダマスカス郊外県)、アレッポ国際空港(アレッポ県)、殉教者バースィル・アサド国際空港(ラタキア県)の自由貿易地区にかかる契約。
第526号決定には投資家の氏名は明記されていないが、国境通行所での免税事業を独占していたビジネスマンのラーミー・マフルーフ氏が関与する契約が解除されたことは明白。
AFP, June 29, 2020、ANHA, June 29, 2020、AP, June 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, June 29, 2020、Reuters, June 29, 2020、SANA, June 29, 2020、SOHR, June 29, 2020、UPI, June 29, 2020などをもとに作成。
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