トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がハサカ県とラッカ県の国境地帯を砲撃(2020年7月6日)

ハサカ県では、ANHA(7月6日付)やSANA(7月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がアブー・ラースィーン(ザルカーン)町一帯の農地、ヌワイハート・ダーダー村、アブダーン村、ハドラーウィー村を砲撃した。

**

ラッカ県では、ANHA(7月6日付)によると、トルコ軍とその支援を受けるシリア国民軍がタッル・アブヤド市近郊に位置するシリア政府と北・東シリア自治局の支配下のビールキータク村、イブラーヒーム・カルドゥー村を砲撃した。

シリア人権監視団によると、イブラーヒーム・カルドゥー村に対する砲撃で、住民2人が負傷した。

また、この砲撃と前後して、トルコ軍戦闘機複数機がアイン・イーサー市一帯に上空に飛来、低空で旋回を続けた。

AFP, July 6, 2020、ANHA, July 6, 2020、AP, July 6, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 6, 2020、Reuters, July 6, 2020、SANA, July 6, 2020、SOHR, July 6, 2020、UPI, July 6, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

SyriaArabSpring

Recent Posts