ロシアのアレクサンドル・ラヴレンティフ・シリア問題担当大統領特使とロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務副大臣がシリアを訪問し、アサド大統領と会談した。
SANA(7月29日付)では、シリア情勢の進捗、とりわけ、一部諸外国による政治、経済面でのシリアに対する敵対的な政策、これらの諸国による「テロ組織」支援、そしてこれらがもたらすシリア人の生活および地域全体への脅威への対応について意見が交わされた。
会合ではまた、8月にスイスのジュネーブで予定されている制憲委員会会合の準備について話し合われた。
両国は、二国間関係の維持・強化、一部諸外国による制裁に伴うシリア国民への負担軽減に向けた努力を行うことなどを確認した。
会合には、アリー・マムルーク国民安全保障会議議長、アイマン・スーサーン外務在外居住者省次官、ラウナ・シブル大統領府政治報道局長、アレクサンドル・エフィモフ駐シリア・ロシア大使が同席した。
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オマーンのスルターン・ハイサム・ビン・ターリク国王は、イスラーム教の犠牲祭(イード・アドハー)に合わせて、アサド大統領に祝辞を送り、両国間関係を継続する意思を示した。
AFP, July 29, 2020、ANHA, July 29, 2020、AP, July 29, 2020、al-Durar al-Shamiya, July 29, 2020、Reuters, July 29, 2020、SANA, July 29, 2020、SOHR, July 29, 2020、UPI, July 29, 2020などをもとに作成。
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