ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(8月7日付)を公開し、8月6日に難民284人(うち女性145人、子供85人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民284人(うち女性145人、子供85人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は584,362人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者189,114人(うち女性56,875人、子ども96,176人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,703,660人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は813,642人(うち女性244,151人、子供414,667人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, August 7, 2020をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…
ロシア当事者和解調整センターの…
イエメンのアンサール・アッラー…