新型コロナウイルスの新規感染者はシャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で1人(2020年8月10日)

反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で8月10日に新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人が完治したと発表した。

これにより、同地での感染者数は計46人、うち回復したのは31人となった。

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シリア人権監視団は、シャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ県の「解放区」とトルコ占領下のアレッポ県北部で、新たに1人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、2人の感染者が完治したと発表した。

確認された感染者は、シリア政府支配地域からシャーム解放機構支配下のアレッポ県北部ダーラ・イッザ市への訪問者。

これにより、6月9日以降、「解放区」と占領地で確認された感染者数は計46人(うち21人は「解放区」、23人はトルコ占領地)、うち死亡したのは0人、回復したのは31人となった。

AFP, August 10, 2020、ACU, August 10, 2020、ANHA, August 10, 2020、AP, August 10, 2020、al-Durar al-Shamiya, August 10, 2020、Reuters, August 10, 2020、SANA, August 10, 2020、SOHR, August 10, 2020、UPI, August 10, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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