ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターのアレクサンドル・グリンキェヴィチ(Alexander Grynkiewicz)副センター長(海軍少将)は、シリアのイドリブ県でロシア軍とトルコ軍が8月31日に初となる合同軍事演習を実施したと発表した。
グリンキェヴィチ副センター長によると、合同軍事演習は、アレッポ市とラタキア市を結ぶM4高速道路の沿線に位置するタルナバ村一帯で実施され、ロシア軍憲兵隊とトルコ軍部隊が参加し、「和解を拒否する武装集団に所属する破壊分子に対する合同射撃作戦、被害を受けた軍事装備の撤去、負傷者への医療支援」などが行われた。
グリンキェヴィチ副センター長は、「演習はイドリブ県のM4高速道路でロシア・トルコ両軍が緊張緩和のために実施している合同パトロールの安全を確保する」と付言した。
RT(9月1日付)などが伝えた。
AFP, September 1, 2020、ANHA, September 1, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 1, 2020、Reuters, September 1, 2020、RT, September 1, 2020、SANA, September 1, 2020、SOHR, September 1, 2020などをもとに作成。
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