イドリブ県の緊張緩和地帯(第1ゾーン)は、ロシア・トルコが3月5日の首脳会談で停戦に合意してから180日目を迎えた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるザーウィヤ山地方のカフル・ウワイド村、バイルーン村、スフーフン村、ファッティーラ村、バイニーン村、ルワイハ村、フライフィル村を砲撃した。
「決戦」作戦司令室は、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構とトルコの庇護を受ける国民解放戦線(シリア国民軍)などからなる武装連合体。
これに対して、シャーム解放機構はシリア政府の支配下にあるシャフシャブー山を砲撃した。
一方、トルコ軍は、兵站物資を積んだ車輌約25輌をカフル・ルースィーン村に違法に設置されている国境通行所からシリア領内に新たに進入させた。
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ラタキア県では、シリア人権監視団によると、シリア軍が「決戦」作戦司令室の支配下にあるトルコマン山地方のサッラーフ村、カルズ村を砲撃した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍と「決戦」作戦司令室がカフルタアール村一帯で交戦した。
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ダルアー県では、シリア人権監視団によると、ナワー市で軍事治安局の研究部門担当者が何者かに撃たれて死亡した。
また、フラーク市では、軍がイズラア市に向かおうとしていた高齢の男性を拘束したことに抗議するデモが発生し、若者らが市内の空軍情報部の検問所を包囲し、タイヤを燃やすなどして道路を封鎖した。
AFP, September 2, 2020、ANHA, September 2, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 2, 2020、Reuters, September 2, 2020、SANA, September 2, 2020、SOHR, September 2, 2020などをもとに作成。
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