ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局の支配下のブサイラ市で、オートバイに乗った2人組が人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の兵士1人を襲撃し殺害した。
ブサイラ市ではまた、市内の市場で爆弾が爆発した。
また、シャアファ村でも民家の前で爆発が発生した。
一方、シュハイル村では、シリア民主軍が検問所を通過しようとした住民を殺害した。
このほか、SANA(9月3日付)によると、北・東シリア自治局の支配下のアブー・ハマーム市でシリア民主軍の拠点に何者かが手榴弾を投げ込んだ。
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ラッカ県では、SANA(9月3日付)によると、北・東シリア自治局の支配下のフース村近郊でシリア民主軍の車輌に仕掛けられていた爆弾が爆発し、戦闘員多数が負傷した。
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ハサカ県では、SANA(9月3日付)によると、米軍の大型トレーラーなど52輌からなる車列が、違法に設置されているワリード国境通行所からシリア領内に入った。
一方、シリア人権監視団によると、北・東シリア自治局支配下のハサカ県のフール・キャンプに収容されている国内避難民(IDPs)のうち、ダイル・ザウル県出身者約350人が地元名士や部族長の身元保証を受けて帰還した。
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ダイル・ザウル県在住のバキール部族の族長らが組織しているバキール諸部族評議会は声明を出し、アブドゥルアズィーズ・スライマーン・ハンマーダ族長が2日に発表した声明に関して、国外居住者は介入しないよう反論した。
AFP, September 3, 2020、ANHA, September 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 3, 2020、Reuters, September 3, 2020、SANA, September 3, 2020、SOHR, September 3, 2020などをもとに作成。
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