イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市で、「アッラーの使徒を差し置いて」と銘打った抗議デモが行われ、フランスの週刊風刺新聞『シャルリ・エブド』による預言者ムハンマドの風刺画掲載に抗議し、イスラーム世界との連帯を呼びかけた。
抗議デモは、9月2日に『シャルリ・エブド』襲撃事件(2015年1月7日)の裁判が始まったのに合わせて、同日付同紙が預言者ムハンマドの風刺画を再掲載したのを受けたもの。
デモ参加者は、思想信条の自由を訴え、宗教・宗派対立を煽る「過激派」の処罰を求めた。
AFP, September 4, 2020、ANHA, September 4, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 4, 2020、Reuters, September 4, 2020、SANA, September 4, 2020、SOHR, September 4, 2020などをもとに作成。
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