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ハサカ県マーリキーヤ市一帯でロシア軍と米軍がそれぞれシリア民主軍を伴いパトロールを実施(2020年9月12日)

ハサカ県では、シリア人権監視団によると、タッル・バイダル村に違法に設置されている基地に駐留する米軍装甲車3輌からなる部隊が、人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の車輌1輌を伴い、マーリキーヤ(ダイリーク)市一帯で通常パトロールを実施した。

これに対して、ロシア軍装甲車6輌からなる部隊もシリア民主軍の車輌1輌を伴い、米軍の影響下にあるマーリキーヤ市南のルーバール(ルーバールヤー)村、ハヤーカー村から下サルマサーフ村を経由し、マアバダ(カルキールキー)町近郊のアールヤーン村にいたる地域でパトロールを実施した。

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シリア人権監視団によると、ロシア軍は、新型コロナウイルス感染症対策として7月に閉鎖していたM4構想道路のハサカ県タッル・タムル町とラッカ県アイン・イーサー市を結ぶ区間を再開した。

AFP, September 12, 2020、ANHA, September 12, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 12, 2020、Reuters, September 12, 2020、SANA, September 12, 2020、SOHR, September 12, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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