シリア政府支配下のダルアー県各所で生活状況改善、逮捕者釈放を訴えるデモ(2020年9月25日)

ダルアー県では、シリア人権監視団によると、シリア政府の支配下にあるヤードゥーダ村、フラーク市でデモが発生し、参加者は、生活状況の改善、逮捕者釈放、ダマスカス郊外県カナーキル村の住民との連帯を訴えた。

カナーキル村では9月22日、治安当局が女性3人と女児1人を拘束、これを受けて、住民が村の主要な道路を封鎖、アサド大統領の写真を焼くなどして、抗議の意思を示していた。

一方、ジッリーン村では、住民1人が遺体で発見された。

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ドゥラル・シャーミーヤ(9月25日付)によると、ダマスカス郊外県のサクバー市、ハムーリーヤ市、バイト・サワー村、バーラー村でも、活動家が抗議のメッセージを撮影しSNSで拡散するといった抗議行動が行われた。

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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握るイドリブ市、カッリー町、ハルブヌーシュ村で「シリア革命」の継続を訴えるデモが行われ、参加者は、体制打倒やトルコ軍の駐留支持を訴えた。

AFP, September 25, 2020、ANHA, September 25, 2020、al-Durar al-Shamiya, September 25, 2020、Reuters, September 25, 2020、SANA, September 25, 2020、SOHR, September 25, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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