ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(10月15日付)を公開し、10月14日に難民367人(うち女性110人、子供187人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民367人(うち女性110人、子供187人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は613,517人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者218,269人(うち女性65,624人、子ども111,047人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,719,841人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は842,979人(うち女性252,900人、子供429,538人)となった。
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一方、国内避難民の新たな帰還はなかった。
2019年1月以降に帰宅した国内避難民の数は66,432人(うち女性23,154人、子供27,345人)に、2015年9月30日以降に帰宅した国内避難民の数は1,335,028人(うち女性405,713人、子供671,111人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, October 15, 2020をもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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