新型コロナウイルスの新規感染者はシリア政府支配地域で39人、シャーム解放機構主体の反体制派とトルコの支配下にあるイドリブ・アレッポ県で307人(2020年10月30日)

保健省は政府支配地域で新たに50人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、感染者39人が完治し、4人が死亡したと発表した。

これにより、10月30日現在の同地での感染者数は計5,683人、うち死亡したのは285人、回復したのは1,937人となった。

SANA(10月30日付)が伝えた。

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反体制系NGOの支援連携ユニットは、シリアのアル=カーイダであるシャーム解放機構が軍事・治安権限を握る「解放区」とトルコ占領下の「オリーブの枝」地域と「ユーフラテスの盾」地域で10月30日に新たに307人の新型コロナウイルス感染者が確認される一方、133人が完治したと発表した。

新規感染者の内訳は、イドリブ県ジスル・シュグール郡3人、イドリブ郡140人、ハーリム郡55人、アリーハー郡9人、アレッポ県スィムアーン山郡6人、ジャラーブルス郡5人、バーブ郡13人、アフリーン郡17人、アアザーズ郡59人。

これにより、同地での感染者数は計5,382人、うち回復したのは2,275人、死亡したのは42人となった。

AFP, October 30, 2020、ACU, October 30, 2020、ANHA, October 30, 2020、al-Durar al-Shamiya, October 30, 2020、Reuters, October 30, 2020、SANA, October 30, 2020、SOHR, October 30, 2020などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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