ハール市場運営委員会メンバーのウサーマ・カズィーズ氏は、シリア産の野菜、果物などの食糧品を積んだトレーラーや冷凍車約30輌が連日ヨルダンとを結ぶダルアー県のナスィーブ国境通行所(ジャービル国境通行所)を経由して、サウジアラビアをはじめとする湾岸諸国に食糧を輸出していることを明らかにした。
カズィーズ氏によると、ナスィーブ国境通行所に面するヨルダン側のジャービル国境通行所には、約415輌のトレーラーや冷凍車がシリアへの入国の順番待ちをしているという。
ワタン・オンライン(11月3日付)が伝えた。
これに対して、サウジアラビアの免税委員会は、『シャルク・アウサト』(11月3日付)に対して、現在シリア政府支配地域からの貨物車輌の受け入れについて、独自の制度は設けておらず、他の国の車輌と同様の受け入れ態勢をとっていると述べた。
AFP, November 3, 2020、ANHA, November 3, 2020、al-Durar al-Shamiya, November 3, 2020、Reuters, November 3, 2020、SANA, November 3, 2020、al-Sharq al-Awsat, November 3, 2020、SOHR, November 3, 2020、Watan Online, November 3, 2020などをもとに作成。
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