ロシア国防省は、合同調整センター所轄の難民受入移送居住センターの日報(11月29日付)を公開し、11月28日に難民273人(うち女性72人、子供120人)が新たに帰国したと発表した。
このうちレバノンから帰国したのは難民273人(うち女性72人、子供120人)、ヨルダンから帰国したのは0人。
これにより、2018年7月18日以降に帰国したシリア難民の数は629,087人となった。
内訳は、レバノンからの帰還者233,839人(うち女性70,298人、子ども118,987人、ザムラーニー国境通行所、ジュダイダト・ヤーブース国境通行所、ダブスィーヤ国境通行所、クサイル国境通行所、タッルカルフ国境通行所を経由して帰国)、ヨルダンからの帰国者395,248人(うち女性118,618人、子ども201,569人、ナスィーブ国境通行所を経由して帰国)。
43カ国で難民登録したシリア人の数は6,722,669人。
なお、ロシアがシリア領内で航空作戦を開始した2015年9月30日以降に帰国した難民の数は858,367人(うち女性257,574人、子供437,478人)となった。
Ministry of Defence of the Russian Federation, November 29, 2020をもとに作成。
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